スポンサーリンク

大前提は「子供は自分の持ち物ではない」意識

子育て,悩み,脳科学
子育てに悩む親御さんは非常に多いと思います。

ちょっとした想定外の出来事で、迷路から抜け出すことができなくなることもあります。

 

子育ては、基本的に初心者が行うことです。

もちろん子育てに「これが正解」というものはありません。

でも、「してはいけないこと」というものは確実にあります。

 

子育てに悩む方々の話を聞いていると、

必ずと言っていいほど「子供のために良かれと思って」という言葉が出てきます。

でも本当にそうなのでしょうか。

 

相談の内容を細かく分析していくと、

最終的には「自分のため」という結論が見えてきます。

 

つまり、子どもに対して自分の描く理想を押し付けてしまっていることが少なくないということです。

子供は自分の持ち物ではありません

 

親の言うことを聞いているのは、人生経験の中で唯一信頼できる人だからです。

生きていく中で大切な存在だと本能的に知っているからです。

 

だからこそ、親の影響がその後の人生を左右することになるのです。

この記事では、脳科学に基づいた科学的根拠と、子育てに悩む母親からの相談内容の具体例をもとに、

「本当はどうすれば良かったか」について解説していきます。

 

スポンサーリンク

 

自分のマイナス体験を子供でリベンジする母親

子育て,悩み,脳科学

大学に行けなかった、または行く必要性を感じなかったために、

進学を断念した母親は、やたら教育熱心になります。

 

小さいうちから塾に通わせたり、いくつもの習い事をかけ持ちさせたりしているケースが目立ちます。

親からすれば「子供のために良かれ」と思ってのことです。

 

また、過去に仲間はずれやいじめなどの経験のある親御さんは、

「子供がみんなから好かれる」ことを強く望んでいます。

 

友だちの数接し方などを異様に気にする傾向があります。

 

このように自分の過去のマイナスの経験を、

子どもによってリベンジさせようとしていることに気付かない場合が多いのです。

 

親子であったとしても、自分と子供とは別の人格があります。

子供には子供の人生があります。

 

脳の行う「考え」は、脳の中の経験や知識の記憶です。

そしてその経験の記憶のほとんどはマイナスの出来事です。

 

その情報量によって「考え」の深さ柔軟性広がりが違ってくるのです。

 

マイナスの出来事を「ダメなこと」としてすべて避けて通れば、

考え判断力に欠けることになります。

 

良かれと思ってやってきたことが、子供をダメにすることにもなりかねないことに気づくべきなんです。

 

 

未来の不幸ばかりに目がいく母親

子育て,悩み,不安,脳科学

しつけに厳しい家庭環境で育った方に多い傾向があるのが、未来の不幸ばかり気にするタイプです。

 

失敗を未然に防ぐことばかりを考えてしまう方がいます。

失敗とは言えないようなことでも、感情的に叱ってしまうようなケースです。

 

これでは子供は萎縮してしまうだけなんです。

自発的に何かやろうとする気持ちを失ってしまいます

 

不登校などの問題を抱えた場合でもそうです。

ほとんどの場合は、無理やり学校や幼稚園に行かせようとします。

 

未来の不幸を勝手に予測して、

学校に行けば問題は解決すると誤解しているのです。

 

「失敗」と言うことに異常に反応してしまうのです。

しかし、失敗こそが脳の発達に必要不可欠なんです。

 

実は「失敗」は世の中に存在しません。

「失敗」と捉えるか、「うまく行かない方法」を覚えるかの違いです。

 

失敗を避けて通ってばかりでは、失敗が起きた時の対処法を知らないことになります。

子供が成長していけば親の目が行き届かなくなります。

 

失敗の経験のない子供は、マイナスの出来事に対して過剰に反応するようになってしまいます。

 

「失敗させたくない」という考えは、

子供ためと言いながら、実のところ分の不安を解消しているに過ぎません。

 

未来を暗く考えるのではなく、今を、今日一日を笑顔で過すことに集中するべきなんです。

 

 

劣等感に過剰に反応する母親

子育て,悩み,劣等感,脳科学

つねに劣等感や優越感に敏感に反応する方がいらっしゃいます。

 

自分はもちろんのこと、

子供に対しても学校の成績や運動能力を他の子供と絶えず比較しています。

 

子供に劣等感を味わせたくないということを言いますが、

実際には自分が劣等感を味わいたくないだけなんです。

 

脳の特長に「比較」するというものがあります。

何かと比較して上か下かを判断しようとするものです。

 

子供の可能性は無限です。

どこにその可能性があるか、いつその可能性が発揮されるかは人それぞれです。

 

比較という行為はそれらの可能性を摘んでしまうことになります。

 

何かと比較、誰かと比較なんてことは、まったく無意味であることに気づくべきです。

そして、「上か下か」という価値観の中には「幸せ」は存在しないということを知ることが大切です。

 

 

完璧主義がもたらす弊害

子育て,悩み,完璧主義,脳科学

完璧主義は、我慢強く、他人への気配りにも長けている人に多く見受けられます。

 

このタイプの人では、子供に対しても完璧を求めてしまう傾向があります。

 

テストで98点を取った子供に、「あと2点で満点だったのに」と言った場合と、

「すごいね、よくやったね」と言った場合で、子供の心理はどのように変わると思いますか。

 

前者のようなネガティブな言葉では、

子供の心は傷つき萎縮してしまうことが容易に予測できると思います。

 

このような完璧主義者的な考えの方は、

減点法で評価するのではなく、加点法で見るようにすることが大切です。

 

「ありのまま」を受け入れ、「まっいいか」という考えを持つことが大切です。

生きにくくすることから解放されることで、

日々の生活の中に笑顔の時間が訪れるようになります。

 

 

自分自身が人生を楽しめていない

子育て,悩み,楽しむ,脳科学

考えばかりが先走ってしまうと、今現在を楽しめなくなります。

 

理想が高過ぎると、今現在の状況と比較してしまい、

悪いところばかりが目につくようになってしまうわけです。

 

つねに不安や心配事のことばかり気にして、心に余裕のない状態です。

このような状態では、子供に対して「あれダメ」「これダメ」というようなことになってしまいます。

 

もっと子供を信じるべきです。

子供の選択や決断を尊重するべきです。

 

世の中に「間違い」はありません。

すべて経験という貴重な脳の情報となります。

 

子供に「こうなってもらいたい」とか「こうあってほしい」なんてものは持たないことです。

子供が何を選択して、どんな経験を積むのかを見守ることが大切なんです。

 

これらのことを実践していけば、子育てそのものが楽しく感じられるはずです。

不安を持たず、心配をせず、子供の生き方を優しく見守ってあげてください。


スポンサーリンク