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1995年に死亡率が同程度だった米国との差が広がる

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日本は2人に1人がガンになり、3人に1人がガンで死亡する時代になっています。

 

驚くべき話をします。

実は、世界の先進国の中で、ガン患者の死亡者数が増加しているのは日本だけなんです。

 

米国と比較しても、1年間にガンで死亡する人の数は、人口10万あたりで換算すると、

米国の1.6倍となっています。

 

平均寿命が女性では世界一、男性でも世界第4位で、長寿大国と言われている一方で、

ガン患者の死亡者数は、30年で2倍以上となっています。

 

欧米では、毎年5%ずつガン患者の死亡数が減っています。

しかし、日本では増え続けている現実があります。

 

1995年に日本と米国では、ガン患者死亡数は同程度であったのに、

今ではその差はどんどん広がっています。

 

日本の医療技術は世界的に見てもトップクラスですが、

なぜ他の先進国のように死亡者数を減らすことができないのでしょうか。

 

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ガン死亡者数の増加の理由は、ほんとうに高齢化のせい?

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日本だけがガン死亡者数が増加している理由は、高齢化にあると指摘されています。

 

確かに高齢になるに従い、ガン患者数は増えることは事実です。

50~54歳でがんを患っている人は、約3万3000人。

60~64歳では、約9万5000人。

70~74歳になると約12万2000人となります。

 

だからといって、本当にそれが理由なのでしょうか。

総人口に占める65歳以上の高齢者の割合では、日本は24.4%で世界1位です。

 

米国は13.63%で世界第41位ですが、

ドイツは21・1%(同2位)イタリア20・82%(同3位)フランス17・47%(同16位)などです。

 

高齢化しているのは日本と同じですが、

ドイツ、イタリア、フランスではがんの死亡数は増えていないという現実があります。

 

 

米国は食生活の変化によってガンを予防

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米国では1970年代からガンなどの病気が国家の財政を圧迫していることが

問題視されるようになりました。

 

そこで、国民の栄養と病気の関係を徹底的に調査を行い、

ガンは薬では治らないという結論に達しました。

 

そして、ガンを減らすには食生活を変える必要があることがわかったのです。

 

その後米国では、国家プロジェクトとして、

がん予防に効果があると言われる食べ物の作用の研究を進めた結果、

1992年以降、増え続けていたガンの死亡数が減少に転じていったのです。

 

そうは言っても、米国の食生活のイメージは相変わらず肉食中心で、

日本人の方が明らかに健康な食生活を送っていると思うのではないでしょうか。

 

でも、現代の日本人の食生活は必ずしも健康的とは言いがたいのが現状です。

 

これまでの和食中心というよりは、食生活は欧米化が進んでいます。

肉の摂取量は50年間で約10倍脂肪分は約3倍にも増えました。

 

逆に野菜や果物の摂取量は減り、米国を下回っています。

日本人は運動量も少ないし、いまでは多くの米国人のほうが健康的な食生活を送っているとすら言えます。

 

 

検診受診率の低さ、ガン治療に対する医者の意識に問題

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現代のガンに対する治療では、早期であれば9割以上を改善することができます。

 

しかし、驚くべきことは、他の先進国と比較して検診率が圧倒的に低いのです。

 

子宮頸癌の例では、日本が30〜40%であるのに対して、米国では84%となっています。

 

こうしたことは、国にも大きな責任があります。

 

日本の医療は世界的にもトップクラスですが、それはあくまで “治療” に限ったことです。

「予防医学」に話を移せば、世界的には後進国になってしまうのです。

 

また、治療についても日本特有の入観が先立ちます。

日本のガン治療の主流は外科です。ガンが見つかった時点で、手術可能かどうかが判断されますし、

患者さんも手術を望む傾向にあります。

 

しかし、米国では外科医と放射線医と腫瘍内科医による話し合いによって、

患者さんにとって最善の治療法が選択されます。

 

日本の放射線治療の割合は25%ですが、米国では60%程度となっています。

 

外科的な治療法が最善というのはい込みなんです。

手術と放射線治療の治癒率はほぼ同とのデータがあります。

 

むしろ外科的治療では身体に大きな負担を与えます。

後遺症もありますし、手術による疫細胞の低下も想定できます。

 

このように、日本と米国では、食生活も治療法も異なる結果となっています。

 

それでいて日本はガン患者死亡率が増加の一途をたどり、

米国では年々死亡率が低下している現実があります。

 

こうした事実を国や医療が真摯に受けとめてくれることを望みます。


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